
【チダイ】春を呼ぶ江戸前寿司の定番
【チダイ】春の江戸前寿司に欠かせないのが「春子(かすご)」。マダイやキダイの幼魚も春子と呼びますが、ふつうはチダイのことを指します。チダイとマダイはよく似ていますが、えらぶたの縁がマダイより幅広く赤いのがチダイ。握りにす […]

【チダイ】春の江戸前寿司に欠かせないのが「春子(かすご)」。マダイやキダイの幼魚も春子と呼びますが、ふつうはチダイのことを指します。チダイとマダイはよく似ていますが、えらぶたの縁がマダイより幅広く赤いのがチダイ。握りにす […]

【アラ】ハタ科アラ属、1属1種。同じハタ科のクエやマハタも地域によって「あら」とも呼ぶので注意。また、背びれやえらぶたなどに鋭いトゲがあるので、ここにも注意が必要。写真は1.3kg(長崎県産)ですが、大きい物は全長1m、 […]

【キアンコウ】市場にはキアンコウとアンコウが入荷しますが、口の中(底)に白色斑が無いのがキアンコウ(アンコウには白色斑がある)。写真は北海道産の丸のままのものと、身だけになったもの。ほかに頭だけ、肝だけなどの入荷もありま […]

【塩カズノコ】生鮮ニシンから取り出した卵巣を使った北海道石狩湾産の塩カズノコ。ふつうカズノコは、冷凍ニシンから卵巣を取り出すため整った形をしています。写真は手で握ったような形なので「にぎりこ」とも。見た目は不格好ですが、 […]

【アブラツノザメの卵】市場にはいろいろな魚介類の卵が入荷します。写真は山形県産アブラツノザメの卵。サメ類の多くはお腹の中でふ化する胎生魚でアブラツノザメも同様。全長20~25cmの胎仔を11~13尾産みます。卵は玉子焼や […]

【トラフグ】2月9日は「ふ」「く」で「ふく(ぐ)の日」(下関ふく連盟が制定)。フグの毒の正体はテトロドトキシン。日本で食用とされるフグ類は22種で最も美味といわれるのがトラフグ。市場には活魚入荷が多い。卵巣、肝臓は強毒、 […]

【メガネモチノウオ】眼の後ろにある2本の黒色線が由来。ベラ科の魚で「ナポレオンフィッシュ」とも呼ばれます。老成魚は前額がコブ状に突出。昨年12月に紹介した大型魚(51.4kg)の前額は突出していましたが、写真(沖縄県2. […]

【ヨロイイタチウオ】市場で「ひげだら」と呼ばれるのは、喉の位置にヒゲのようなものが見えるからでしょう。しかしこれは、2本の軟条からなる腹びれです。タラ目に近いアシロ目アシロ科の魚。美味しい白身魚ですが、小売店にはあまり並 […]

【サクラマス】先月から顔を見せている春に旬を迎えるサケ科の魚で、北太平洋のアジア側だけに分布。市場では「本ます」とも呼ばれます。現在、北海道釧路や広尾、青森県下北などから入荷中。これらは天然ですが各地で養殖も進められてい […]

【ヤリイカ】同じヤリイカ科のケンサキイカに似ていますが、触腕がケンサキイカに比べて短く、その吸盤も極めて小さい。オスはメスよりも大きくなり、オスの胴の先端は、成長に伴い槍のように尖ってきます。刺身で食べるとやわらかく甘み […]