厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策専門会議は9日、最新の見解を発表しました。見解は同省クラスター対策班が分析した内容に基づき、専門家会議が検討、結果をまとめたものです。この中で、「日本の状況は爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえているのではないか」としたうえで、「感染者数は一時的な増減こそあれ、当面、増加傾向が続くと予想」としました。一方、急速な感染拡大が予想される地域では「人と人との接触を可能な限り控える」対策を進める事の重要性を強調しました。

 

 

詳しくは厚労省HPを確認ください https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00093.html

 

集団感染が確認された場所の共通点

1、換気の悪い密閉空間であった

2、多くの人が密集していた

3、近距離(お互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発生が行われていた

この3つの条件が重なった場で、多くの人が感染したと考えられており、同時にそろう場所や場面を予測し、避ける行動を呼びかけています。

 

 

(3月2日時点の情報)

詳しくは厚労省HPを確認ください https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html

 

この一両日で明らかになったこととして(要約)

1、症状の軽い人からの感染拡大

症状の軽い人も、気が付かないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられる

 

2、一定条件を満たす場所からの感染拡大

国内で感染確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は他の人に感染させていない。一方、一定条件を満たす場所(ライブハウスやスポーツジム等)において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されている。

 

3、重症化する患者について

感染が確認された症状のある人の約80%が軽症。14%が重症、6%が重篤。ただ、重症化した人も、約半数が回復している。