【からすみ】唐の墨に似ているから
【からすみ】鮮やかなオレンジ色のボラの卵巣。これを塩漬けして塩抜きした後に干したものが「からすみ」で、形が「唐の墨」に似ていることが名の由来。尾張の「このわた」、越前の「うに」とともに、肥前の「からすみ」は日本の「三珍」 […]
【からすみ】鮮やかなオレンジ色のボラの卵巣。これを塩漬けして塩抜きした後に干したものが「からすみ」で、形が「唐の墨」に似ていることが名の由来。尾張の「このわた」、越前の「うに」とともに、肥前の「からすみ」は日本の「三珍」 […]
【カブ】京都の名産「千枚漬け」の材料として有名な「聖護院かぶ」は、京都の伝統野菜でもあります。大型のカブで、大きいものは5kgにもなり、緻密な肉質を持ち、甘みがあります。漬物として利用するほか、サラダなど生でも食べますが […]
【ベニズワイガニ】姿形はズワイガニに似ているが、甲が盛り上がり美しい朱赤色です。生息水域が200~2,700m(1,000~2,000mに多い)と、200~450mに多いズワイガニよりも深海にいるため、肉質がやや劣り、安 […]
【マダイ】一般に春が旬ですが、秋にも旬があるといわれ、「紅葉鯛」の呼び名があります。写真は兵庫県淡路島産。淡路島の北、明石鯛で有名な明石海峡付近では9~12月のマダイが越冬のために脂を蓄え珍重されます。しかし、南にある鳴 […]
【ゴボウ】「大浦ごぼう」は日本一の太さの巨大ごぼうと言われ、千葉県匝瑳市大浦地区で作られる伝統野菜。肉質はやわらかく、中が空洞になっているため肉などを詰めて煮物にします。匝瑳市のHPには「成田山新勝寺との契約栽培で市場に […]
【ナミガイ】市場で「白みる」と呼ばれています。「本みる」とも呼ばれる「ミルクイ(バカガイ科)」と似ていますが、ナミガイは分類上、ミルクイとは別の科のキヌマトイガイ科。こちらの方が安価で、ミルクイの代替品として定着していま […]
【すり身】あす15日は「かまぼこの日」。かまぼこが初めて文献に登場したのが1115年だったから。写真は市場に並ぶ様々なすり身。スケトウダラ、イトヨリダイ類、ニベ類、ハモ、エソ類、イワシ類などを原材料に、すぐ使えるように調 […]
【クログチ】ニベの仲間。「いしもち」と呼ばれるシログチに似ていますが、えらぶたに黒斑がないこと、口の中が黒いことで区別できます。刺身や煮つけ、天ぷらなどで食べますが、シログチ同様、練製品の原料にも。写真の大分県では、「か […]
【セリ】春の七草のひとつ。市場入荷は12~2月が多くなります。産地は茨城県が最も多く、次いで多いのが写真左の宮城県。お浸しや和え物、汁の実などにしますが、秋田の郷土料理・きりたんぽ鍋には欠かせない野菜。写真は白く長い根が […]
【ボタンエビ】市場でボタンエビと呼ばれているほとんどが、標準和名「トヤマエビ」のこと。この写真は標準和名「ボタンエビ」。北海道噴火湾から土佐湾までの水深300~500mにいる日本固有種で、日本海には生息しません。市場入荷 […]