
【サザエ】殻口の蓋は左巻きの浅いうねり
【サザエ】殻の色の違いは、餌である褐藻や紅藻の種類によるもの。殻の角(棘)の有無、長さ、密度は変異が激しく、波の荒い外海の岩礁にすむと角が出やすく、波の静かな場所では角が出ません。殻口の蓋は卵円形で、表面には左巻きの浅い […]

【サザエ】殻の色の違いは、餌である褐藻や紅藻の種類によるもの。殻の角(棘)の有無、長さ、密度は変異が激しく、波の荒い外海の岩礁にすむと角が出やすく、波の静かな場所では角が出ません。殻口の蓋は卵円形で、表面には左巻きの浅い […]

【アラ】新潟県から来た10kgのハタ科の魚。この大きさが入荷するのは珍しい。幼魚には暗褐色の縦帯がありますが、大型になると背部は紫灰青色に。前のえらぶたに鋭いトゲが1本あります。同じハタ科のクエやマハタは地域によって「あ […]

【ナス】江戸東京野菜の「寺島なす」。現在の墨田区東向島辺りは寺島村といい、隅田川沿いの肥沃な土地はナス作りに適していました。関東大震災後、宅地化が進み、畑が減少し、生産は途絶えていましたが2009年に復活しました。やや小 […]

【シマアジ】アジの仲間では最も人気が高い魚。島しょ部に多く棲むことや、若魚には黄色の縦帯があることが由来(写真は高知県産)といわれます。老成魚(写真2枚目、小笠原諸島父島産)は口先が分厚い唇状になり、関東では「おおかみ」 […]

【マボヤ】脊椎動物に近い動物。写真は青森県天然物。天然物は養殖物に比べて体表全体に乳頭状突起があります。先端にある孔は入水孔と出水孔。硬い皮(被のう)をむき、中にある黄色の筋膜(筋肉の膜)を食べます。独特の風味があるため […]

【セトダイ】イサキ科の魚でヒゲダイの仲間。下あごには短いヒゲが密生しています。頭に1本、体に5本の濃褐色の横帯があります。よく似たシマセトダイには暗褐色の縦帯があり、ヒゲは痕跡的。写真は兵庫県明石産で、現地では「たもり」 […]

【トマト】北海道北部のJA北はるかで作られるフルーツトマト「はるかエイト」。この辺りは夏と冬、朝と夜の寒暖差が大きく、フルーツトマトの栽培に適しているといいます。糖度8度以上を「はるかエイト」として出荷。フルーツトマトと […]

【タマカイ】150kgの超大型が入荷しました。ハタ科の最大種のひとつ(もう1種は大西洋と東部太平洋の種)で、全長270cmや体重400kgの記録があります。幼魚は黄色に黒の模様ですが、成魚は灰~暗褐色で不揃いな白色斑が不 […]

【アユ】養殖が盛んですが、天然と養殖の割合は3:7。写真は清流として有名な高知県仁淀川産の天然物。箱に飾ってあるのはタデ(あゆたで)。6月ごろ(全長6cm前後)、川の中流域で藍藻や珪藻などの付着藻類を食(は)み、すみつき […]

【スイカ】生産量は熊本県、千葉県に続く全国3位ですが、豊洲市場への入荷が最多なのは山形県。山形県の尾花沢(おばなざわ)スイカは7、8月がピークなため、夏スイカともいわれます。尾花沢は盆地のため寒暖差が大きく、糖度12度に […]