食材NEWS 水産物 2025.5.10 【シライトマキバイ】「灯台つぶ」の名で流通 【シライトマキバイ】「バイ」の名が付く巻貝の種類は多く、ややこしい。市場で「灯台つぶ」と呼ぶ貝にはヒモマキバイもいます。この2つはとてもよく似ていますが、螺肋(らろく:成長方向に平行に走る隆起)がすっきりしていることで見 […]
食材NEWS 水産物 2025.5.9 【エツ】有明海に固有 【エツ】有明海に固有のカタクチイワシ科の魚。豊洲市場ではほとんど見かけません。尾部は細長く、尻びれ後縁と尾びれは連続。胸びれ上方に6本の長い糸状軟条があります。5月~9月に、産卵のため筑後川を遡上します。小骨が多いため、 […]
食材NEWS 野菜 2025.5.9 【イヌドウナ】呼び名はいろいろ 【イヌドウナ】「ホン菜」の名で並んでいました。山菜のひとつで、「ぽんな」、「うどぶき」など呼び名はいろいろ。茎は中空で、葉柄の根元が茎を抱いています。ヨブスマソウの仲間で、この2つはよく似ています。写真は秋田県産。ほろ苦 […]
食材NEWS 水産物 2025.5.8 【ヒラマサ】ブリとの見分け方 【ヒラマサ】ブリによく似た同じアジ科の魚。体はブリよりも少し平たく、眼を通る体側中央の黄色帯はより顕著。上顎の上後角が円い(ブリは角張る)、腹びれが胸びれよりも長い(ブリはほぼ同じ長さ)ことで区別できます。旬は夏。写真は […]
食材NEWS 水産物 2025.5.7 【イサキ】幅広い暗褐色の縦帯 【イサキ】幼魚は体に3本の幅広い暗褐色の縦帯があり、写真(島根県)はそれがうっすらと見えるものも。これをイノシシの子供と同じように瓜の縞に見立て、「うりんぼう」とも呼ばれます。縦帯は体長24cm以上で消えます。「梅雨いさ […]
食材NEWS 水産物 2025.5.3 【タイワンカマス】入荷はまれ 【タイワンカマス】入荷するカマス科の魚は、アカカマスが最も多く、次いでヤマトカマス。写真のタイワンカマスはまれ。2本の不明瞭な縦帯が走ることでイブリカマスに似ますが、タイワンカマスでは下方の縦帯が後半で側線に合流します( […]
食材NEWS 水産物 2025.5.2 【カツオ】速く泳ぐのに適した体 【カツオ】旬は年に2回。いまが旬の初ガツオは、江戸っ子の初物好きから来たもの。体はマグロ類と同じく、外洋を速く泳ぐのに適した紡錘(ぼうすい)形。筋肉は赤色を帯び、赤身と呼ばれますが、これは白身に比べてミオグロビンを多く含 […]
食材NEWS 野菜 2025.5.2 【アスパラソバージュ】フレンチやイタリアンで 【アスパラソバージュ】アスパラガスとは別種ですが、姿形は似ています。また、ツクシにも似ています。ヨーロッパに広く分布し、日本にはフランスからの輸入物のほか、国産も(写真は千葉県産)。入荷時期は短い。歯ざわりがよく、フレン […]
食材NEWS 水産物 2025.5.1 【マアジ】「ぜいご」とは? 【マアジ】マアジの仲間の特徴のひとつは、側線上のウロコに棘があることです。稜鱗(りょうりん)のことですが、ふつう「ぜいご」、「ぜんご」とよばれます。マアジはこれが大きく、側線全体にわたって発達していることで、よく似ている […]
食材NEWS 水産物 2025.4.30 【セミエビ】木に止まるセミに似ている? 【セミエビ】独特の姿形で、背腹にやや平たい、セミエビ科のエビ。イセエビに近い歩行型です。木に止まるセミの形を想像させることが由来。房総半島以南に分布し、写真は鹿児島県産。時々入荷する程度ですが、腹部に肉が意外と多く、高値 […]