
【マンボウ】尾びれのように見えるのは舵びれ
【マンボウ】真っ白な身はマンボウ。円盤状の体に長いひれ(背びれと尻びれ)を持つこの魚には、腹びれはなく、尾びれのように見えるのは「舵びれ」と呼ばれ、背びれと尻びれの一部が変形したもの。市場には身(筋肉)のほか、腸も入荷。 […]

【マンボウ】真っ白な身はマンボウ。円盤状の体に長いひれ(背びれと尻びれ)を持つこの魚には、腹びれはなく、尾びれのように見えるのは「舵びれ」と呼ばれ、背びれと尻びれの一部が変形したもの。市場には身(筋肉)のほか、腸も入荷。 […]

【助子】市場にはいろいろな魚卵が入荷しますが、「いくら」とともに認知度が高いのはスケトウダラの卵巣。この卵巣を塩漬けにした「たらこ」は1年中ありますが、写真は秋冬だけに出てくる生「助子」。甘辛く煮つけたりして食べます。「 […]

【アオヤガラ】赤色のアカヤガラは市場でよく見かけますが、写真のアオヤガラの入荷は珍しい。同じように体は細長い円筒形で、管状の細長い吻を持ちます。体は暗青色で、アカヤガラは両眼の間が凹んでいますが、アオヤガラは凹んでいませ […]

【マハゼ】この仲間は世界で約1,400種いるといわれますが、ふつう「はぜ」といえばマハゼのことです。写真は東京湾の羽田沖から入荷した活魚。河川下流域~河口域、内湾浅所の砂泥底に生息する魚で、夏から秋は内湾の岸でも釣れます […]

【マルソウダ】「そうだがつお」はマルソウダとヒラソウダの総称。マルソウダの体の断面は丸く、ウロコのある部分は第2背びれの起部より後方まで。削り節の「そうだ節」はほとんどこの種。ヒラソウダの断面はやや平たく、ウロコのある部 […]

【ブリ】秋は北海道ブリの季節。道南や道東など各地から入荷中です。写真はJFひだか漁協の「はるたちぶり」。新ひだか町春立のサケ定置網で漁獲される8kg以上、脂質15%以上の厳選されたブリ。今年は数量が少なめですが、産地では […]

【アブラボウズ】ギンダラの仲間で、ギンダラと同じく北太平洋に分布。成魚は水深680mまでの岩礁域に生息。日本近海では相模湾周辺、三陸沖、天皇海山などが主な産地。名前が示す通り脂が多く、焼くと脂が滴り落ちるほどだが、その脂 […]

【ネズミゴチ】豊洲市場で「めごち」といえば、ネズミゴチをはじめとするネズッポ科の魚を指すことが多く、この仲間は天ぷら種として人気が高い。もっともふつうに入荷するのがネズミゴチ。尻びれが黒ずむのがオスで、白っぽいのがメス。 […]

【ヒイラギ】入荷は珍しい。ヒイラギ科の魚は日本に7属14種いて、項部と背びれの前方に黒斑のあるのがヒイラギ。柊の葉に似た体形が由来。ひれの棘が強く、骨も硬いので注意が必要。この科の魚には、食道のまわりに発光器があり、共生 […]

【シシャモ】今年もシーズンイン。シシャモは北海道太平洋岸にだけ分布する日本固有種。写真は北海道厚岸産で、今週明けから漁が始まり、豊洲市場にも入荷中です。シシャモは塩干品に加工されることが多く、一年中味わうことができますが […]