
【イシガキフグ】 短い棘は立たせられない
【イシガキフグ】入荷が珍しいハリセンボン科の魚。全長80cmになる大型種です。ハリセンボンは棘が長く、体を膨張させて棘を立たせ、敵を威嚇します。しかしイシガキフグは、体の棘は短く、棘を立たせることができません。主に沖縄な […]

【イシガキフグ】入荷が珍しいハリセンボン科の魚。全長80cmになる大型種です。ハリセンボンは棘が長く、体を膨張させて棘を立たせ、敵を威嚇します。しかしイシガキフグは、体の棘は短く、棘を立たせることができません。主に沖縄な […]

【ニンジン】細長く濃い紅色の「金時にんじん」。「京にんじん」とも呼ばれます。現在出回っているニンジンの多くが西洋系ですが、これは東洋系。香川県での生産が多く、写真も同様。関西を中心におせち料理や雑煮などに使われ、甘みが強 […]

【酢だこ】年末が近づくと並び始め、先週から多く見るようになりました。たこ類は正月料理に使われますが、鮮やかに赤く染め、甘酢に漬けこんだ「酢だこ」を食べるのは、関東から北の地域のようです。原料にはミズダコ(写真)やヤナギダ […]

【キアンコウ】市場には写真の丸のままから、頭だけ、身だけ、肝だけ、そして活魚も入荷します。日本で最も多く漁獲されるのが写真(宮城県産)のキアンコウで、豊洲市場にはアンコウ(標準和名)も入荷します。七つ道具とは、皮、肝(肝 […]

【イセエビ】エビには遊泳に適した体形(クルマエビ類など)と歩行に適した体形があり、イセエビは後者の代表格です。市場で大小さまざまなサイズが並んでいましたが、写真はすべて高知県産。左上は1.56kgの大型。3年で18cmほ […]

【イチゴ】2020年産から栽培が始まった新品種「とちあいか」。いま、イチゴの主力品種は「とちおとめ」ですが、これより糖度が高く、酸度がやや低いのが「とちあいか」。ハート型の果実は硬く、ジューシーです。栃木県は今年、202 […]

【ヤナギノマイ】メバル科。東北地方から北海道に分布し、特に日本海に多い。水深350m以浅の岩礁域や砂泥域に生息します。胎生で初夏に仔魚を産みます。写真は北海道函館産。北海道では「もよ」、「もい」などの呼び名があります。惣 […]

【キダイ】マダイのように体に青い斑点はない。背に黄色斑があり、吻は黄みが強く、ひれも黄みを帯びています。4歳までは雌が多いですが、5歳から雄が多くなり、8歳で全て雄になり、年齢で性比が逆転します。若狭の名産品「小鯛ささ漬 […]

【サトイモ】品種のひとつ「唐芋(とうのいも)」を何度も土寄せして栽培したものが「海老芋(えびいも)」。土の重さで湾曲した形が海老に似ていることが由来。肉質はキメ細かく、煮込んでも形が崩れないので煮物に最適。写真のほか、静 […]

【アラ】8.2kgの長崎県産。背びれやえらぶたなどに鋭いトゲがあるので注意が必要。また西日本では、クエ、マハタなどのハタ類を「あら」と呼ぶので、その点も注意が必要な魚です。ちなみに、写真の箱には「ほた」とあり、これは西日 […]