【真子】マダラの卵巣だって美味しい!
【真子】卵巣は基本的に人気がありますが、マダラは精巣が喜ばれます。外観に黒みがかるためか、真子(まこ)と呼ばれるマダラの卵巣は、白子(精巣)ほど評価されません。しかし、鍋に入れたり、含め煮にしたり、塩漬けするなど美味しく […]
【真子】卵巣は基本的に人気がありますが、マダラは精巣が喜ばれます。外観に黒みがかるためか、真子(まこ)と呼ばれるマダラの卵巣は、白子(精巣)ほど評価されません。しかし、鍋に入れたり、含め煮にしたり、塩漬けするなど美味しく […]
【リシリコンブ】道北地域で採れる昆布で、写真は利尻島・仙法志(せんぽうし)産の天然1等品。表皮は黒褐色で幅が狭め、硬そうに見えます。香りは高く、澄んだ出汁が取れ、特に京都で好まれます。天然物の生産量が減少しており、価格は […]
【キアンコウ】腹を開いて大きな肝臓を見せた状態で並ぶことが多く、これは珍しい活魚入荷。あんこうの仲間の頭には、先端に餌のように思わせる擬餌状体をもつ誘引突起(矢印)があります。これで餌生物をおびき寄せ、大きな口で丸のみし […]
【ダイコン】東京都世田谷区周辺で栽培される「大蔵大根」。真っ白な円筒形で先端が丸くつまっていて、ずっしりとした重み。昭和40年代まで多くみられましたが、青首大根の普及に伴い一時姿を消しました。そして復活。煮崩れしにくく味 […]
【ハタハタ】本場、秋田県男鹿半島産。オスとメス(子持ち)に選別されたものもありますが、これは混じりでの入荷。秋田では冬に雷が鳴り、海が荒れる頃、産卵のため藻場に来遊するので「かみなりうお」とも。しょっつる鍋やいずし(飯寿 […]
【チョロギ】お正月料理に使う縁起物で、「長老木」、「長老喜」などの字を当てます。巻貝のような独特な形をしており、赤く染められ、ふつう、黒豆に添えられています。シソ科の植物で、これは地下茎。元の色は写真の通りで、梅酢などで […]
【アカマンボウ】朱色のひれが印象深い。マンボウの仲間ではなく、リュウグウノツカイと親戚ともいえる間柄。一時期、マグロの代替品などと話題になりましたが、市場でそんな扱いはされていません。市場では「まんだい」と呼ばれます。や […]
【むきカスベ】「えいひれ」として加工されているのは、一般に「カスベ」と呼ばれるガンギエイ科の魚。これは胸びれで、頭部とひとつになっています。市場へは「ムキカスベ」として入荷。北海道ではメガネカスベが多く漁獲されていて「ま […]
【白子】たち、たつ、きく(菊)、くもわた(雲腸)などと呼ばれるマダラの精巣、白子。サケなどのように、ふつう精巣よりも卵巣を持つメスが高値で取引されますが、マダラに限っては真子(卵巣)を持つメスよりもオスが上。吸い物や酢の […]
【クワイ】ほくほくとした食感が特徴で、ほろ苦さのなかに甘みもあります。何種類かありますが、入荷する多くが「青くわい」です。頂部に芽が出ることで「めでたい」にかけ、縁起のよい食べ物として、煮物などでお節料理に使われます。小 […]